理想的な睡眠
午後10時から遅くとも12時に眠りにき、午前3時までの間には、ゴールデンタイムと呼ばれ、成長ホルモンと呼ばれるホルモンが分泌される重要な時間があります。
このホルモンには、成長促進、老化防止、脳細胞の休息、そしてホメオスタシスと呼ばれる、身体を調節する機能があります。
また、脳が未成熟で生まれてくる子供には脳や体の発達のために成長ホルモンが必要です。寝る子は育つというのはこのためです。
成長ホルモンを分泌させ心身を健康に維持するために午後10時~午前3時までの五時間はしっかり寝たいものですね。
そのためにはメラトニンの分泌をさせる必要があるのです。
成長ホルモンは、メラトニンが無ければ分泌されないのです。
メラトンニン
1958年に発見された睡眠に必要なホルモンで、脳の松果体から分泌されるもので。
アミノ酸の一種のトリプトファンからセロトニンになり、そしてメラトニンになります。
メラトニンはアメリカでは、サプリメントとして売られています。
メラトニンは夜作られます。朝日を浴びると光の刺激により、目から松果体という、脳の一部に届き、セロトニンが分泌されます。
そして、太陽が沈み数時間すると、脳から夜になったと松果体がセロトニンの分泌を弱めメラトニンの分泌に変わってきます。
つまりは、日中にセロトニンの分泌をしていないと、夜にメラトニンの分泌が出来ないということです。
セロトニン自体は、脳の神経伝達物質であり。精神のバランスをとる役割がある重要なものです。
セロトニンは、気分を明るくして興奮や不快感を緩め自律神経失調症やうつ病にも深い関係があります。
地球時間と体内時計
実は、体内時計は一日25時間といわれています。そうです、地球時間は一日24時間ですよね。
したがって、体内リズムを地球時間に修正しないとなりません。われわれの、体内時計を概日リズムといいます。
この時間のずれを、修正するのが(光)つまり太陽なのです。
朝日を浴びることにより概日リズムが修正され一日がはじまります。
つまりは、光を浴びないでいると概日リズムは崩れていきます。
